★MyHomeの秘密★♪




「俺、ヤダ」


よくぞ言ったっ!!


『あら、どうして?』


どうして?なんてそんなもん、理由なんてないわよッ!!


「だってこいつ、料理出来ねぇじゃん!俺、飢え死にしたくない!」


おい゙っ!!
真っ正面にいる勇紀を思いっきり睨みつけた。
勇紀が「だって…」と怯む。


『それなら大丈夫よー★!お母さんが栞に料理を全ー部っ!叩き込んどくからっ♪』



ヒィィィイ!!
教え込んどくの間違えじゃなくて…?
叩き込むって!!!
あたし、確実に殺される……っ!!



もーー!!なんでみんな、こんなに使えないのよーー!!


……こうなったらもうっ!

「冬兎!冬兎は嫌だよね…っ!?」


お母さんが聞く前に、あたしから冬兎に聞いた。