朝起きて、今日は土曜日なんだとしばらくしてから気付いた。
……ちょっとばかし、
神様に悪戯された気がする。
昨日確か…
『お母さん達、明日2人で出掛けるてくるわねっ!』
だから朝ごはんは自分達でどーにかして。
と言っていたのが、うっすらと思い出された。
じゃあ、雛に作ってもらお〜…
なんて思って、階段を降りてリビングへと声を掛けた。
「雛〜!ひーな〜!朝ごはんちょーだーいっ!」
欠伸をしながら入っていった。
ピタッ
と、足が綺麗に止まって、微動ださえしなかった。
真面目に、オリンピックもんだったはずだ…。
向こうはあたしの存在に気付いて、一瞬止まりはしたものの
自分のマグカップを引き寄せ、コーヒーをすすっている。

