「…だからこの3人と結婚は…」
『あら。3人、そうなの?』
あたしの話を最後まで聞けよッ!!!
まあ、いい。
『凌。栞じゃ駄目かしら?』
さあ、凌兄ッ!!
今こそ日頃の本音を打ち噛ますんだっっ!!!
「……別に。」
凌兄はフッとそっぽを向いた。
別に!?別にだとっ!?
もっとはっきり言いなさいよ!!
あたしなんか、大嫌いだっ!!
無理に決まってんだろ!!……って!!
『そう?なら良かったっ★』
良くないよ!!全然良くなんかないちっともないわっっ!!
もうッ!どうして凌兄いつものように言ってくれないのさッ!!
『じゃあ、勇紀は?』
よし…こうなったら、最終兵器の出番だっ!!
さあ!行け!!勇紀っ!!

