★MyHomeの秘密★♪




頭を横に激しく振りながら、馬鹿な思いつきを消す。



『…それ、は…その……』


どもって言葉に詰まっていたとき、ちょうどチャイムが鳴った。昼休み終了を知らせる音が。

やった…やっと解放される。

チャイムを聞きながら、黙ったままの相手を横で気にしながら思っていた。



『……とくかくこれっ!!渡さなくてもいいからお願いしますっっ!!』


そう叫んだと思ったら、
あたしの手元に押し付けて
バァーっと走り去って行った。



う…うそー……

1番困ります、それ。


“渡さなくてもいいから”
そう言われて、押し付けられたラブレターという名の手紙を持ち上げて凝視してみた。

今時ラブレターなんて、珍しい。しかし、それが唯一の手段だったんだ……彼女にとっては。