「あははー♪栞、お前っ、一生結婚出来ねぇって!!」
めちゃくちゃおかしそうに、腹を抱えて笑っている馬鹿。
「うっさいよ、勇紀!!
だいたいあんたっ、呑気に笑ってんじゃないわよッ!!あんたにだって関わりあるんだからッ!!!」
そういうと勇紀はハッ!とした顔をして、「そうだった…」と呟く。
もう!ホントに馬鹿!!
こんな奴と結婚なんて、絶対無理よッ!!
第一、結婚は好きな人とするもんなんだからーーっっ!!!
あたしも、ハッとする。
そうよ!そうよっ!!
好きじゃなきゃ結婚なんか出来ないんだからっっ!!
例え、あたしがこの3人の中から選ぶとしよう…。
……でも、この3人があたしを好きじゃなきゃ意味ないじゃないっ♪
ふふふー★どう見たってこの3人があたしを好きなわけないッ!!とくに凌兄ッ!!
凌兄にバサッ!っと言ってもらえばいーんじゃないっ♪
『くだらねえ。誰がこんな奴と結婚するかよ!』って★!!

