『……仕方ねぇなあ…。今から行くのかよ?』 思わずぼーっとしてて、はっとした。 『……え…?…あっ!うんっ!!』 一瞬笑顔を見せた時。 顔が熱くなっていく気がした。 ホッと安心していた勇紀。 安心して…でも難しい顔をしていた冬兎。 ふぅ…と短いため息を吐いて笑っていてくれた友利亜。 あたしは、そんな3人の顔なんて視界にも入っていなかった。 奢ってくれるの? 素直に言えない可愛くないあたしの言葉を、聞き入れてくれるの? 胸が高鳴っていくのを、押さえられない。