「…べっつに用はねえよ…っ」
目線をあたしから逸らして違う方へ向け、目の前に立ったままでいる。
クラスの人達は、面白そうにこの様子をジロジロと見てくる。
……なら帰れ。ハウスッ!
はあ〜、あたしは朝から溜め息を付きっぱなしだ。
それを見て友利亜は朝と同じように笑ってるし。
それにつられて、勇紀は顔を徐々に赤く染めていく。
はあ…目の前でやめてほしいんですけど。
あたしだけ、訳がわからないなんて…もやもやしてしょうがない。
お弁当食べ終わってて良かったあ…。
きゃーー!!
うわっ。今度は何よぉ?
朝のように肩をすくめ、
突然発した黄色い声達の方を見た。
勇紀も反射的に、友利亜も観察するようにあたしと同じようにで向ける。

