★MyHomeの秘密★♪




お礼の一つも返せてない。
ひどいやつかな、あたし。




鞄の持ち手をぎゅっと握る。


「……やっぱ、一週間だけにしようかな…」



「その方がいいんじゃない?」


そう言って笑った友利亜の顔は、太陽の光を浴びてより綺麗に見えた。




暇なので、友利亜と同じ頬杖をついて窓の外を眺める。


「これ、昨日全部詰めたの?」

可笑しそうに笑いながら鞄を指さす。


「そうだよ!凄く大変だったんだ…」


バンッ!

ドアを開ける音が物凄くて、思わず肩をすくめた。

一体音の発信者は誰だろう?と興味本位で、
窓からドアの方へ視線を動かす。