「な、なにいって…」
何いってるの?って言おうとした瞬間、上から凌兄が降りて来た。
あれ?凌兄居なかったんだ…。
今更気付いた。
てか…嫌な予感が……っ!
『あっ、そうだったわ!違ったわね!!凌もいるから、もうすでに四角関係なのよねっ!?』
なんてバッドタイミング!!!!!
くらくらと目眩がして来た…。
『これぞお母さんの夢にまで見た構図よっっ!!!』
はいっ!?
「も、もしかしてお母さんその為に3人から選べって…!?」
『もちろんそうよっ!』
ケロリと言った、目の前の40代を過ぎたオバサン。
だって素敵じゃない!と口を尖んがらせて可愛くいいやがる。
た、倒れそう……。

