「…るせぇーんだよっっ!!お前には関係ねぇーつったろっ!? それ以上がたがた言ったら、口塞ぐぞ…っ」 吐き捨てるように、言った声が鼓膜を通り抜けてく。 硝子で、全身切ったような感覚。 力が抜けて、背中に座席シートの感触がした。 「……………いいよ。」 ……………………は? んんんん? あたしおかしなこと言ってる? 「いや!良くないっ!やだ!絶対やだ!!」 あたしは勢いよく、さっきよりも前に身を乗り出して断固否定する。 「絶対、いやだっっっ!!!」 更に身を乗り出し、凌兄の肩を揺らす。