「っ!…もしかして友利亜も言ってたけど、元カノとか恋人から貰ったのっ?」
言った後に、どっと後悔が押し寄せて。目をぎゅっとつぶりたい衝動に襲われた。
気が付けば、前の座席の頭を抱きしめるようにして身を乗り出してた格好をしてた。
それに気付いた時に、自分は何やってるんだろう…って思った。
でも、凌兄の答えが気になって仕方ない。心待ちにしてる。
「……お前に関係ねぇだろ!」
ズキン―
胸の辺りが、痛んだ気がした。
「か、関係ないかもしんないけどさっ。教えてくれたっていいじゃん!」
いつものあたしならもう退いてるのに。
なんで退こうとしないの……?

