★MyHomeの秘密★♪




チラッと凌兄をミラーから盗み見する。

すごい無表情…。


今、友利亜が話し掛けている。


「すいません、お兄様。家まで送っていただいて…」


おいおい。お兄様て…。


「ああ、別にいいよ。帰ってもやることなかったし」


あんたも突っ込めよ…。
はあと溜め息をついて、窓の外を眺める。



「本当ありがとうございますぅ〜」


友利亜って凌兄のこと、好きだったけ…?

そう、軽く外を見ながら考える。

いつもよりちょっと高めの声。
桃色に染まる頬。嬉しそうな顔をした友利亜。


う〜ん、でもあたしが告白されたの知ってるわけだし…。
やっぱ凌兄の顔のせいかな。



送ってもらった日以来、凌兄のファンらしき人達に、『今度はいつ来るの?』とたまに聞かれる。


いやいや、まず来ませんから!


とにかく凌兄は、女を魅きつける。