うん?でもやけに…凌兄が素直に送ってくれた気が……。 ビンッ! いきなりおでこにデコピンを喰らった。 「あうっ…」 突然の激痛に抑えていると、犯人の友利亜氏が顔を覗き込む。 「どうしたのよ?」 「ふぇ?」 「あんたさっきから、奇妙な動きばっかりしてた」 ああ…それはですね……。 …これはいくら友利亜さんにも言えないんです…。 「大魔神を追い払ってたの」 「大魔神?」 最後にあたしの頭の中に出てきたのは、あの朝食での誤解を招くような言葉を言った時の凌兄の顔だった。