「ちょっ!勇紀っ!?」
てか、いつの間にか包帯巻いてあるし!
痛いはずなのに普通に歩いていく勇紀。
心配になって止めようと歩こうとした。
「監督!」
勇紀は凜とした声で叫んだ。
「お願いします!試合に出させてください」
はぁぁあっ!?
「勇紀!あんた何言って…」
「足は大丈夫なのか?」
そんな訳無いでしょっ!!
あんた、馬鹿?
「はい!たいしたことありません!!」
はっ!?嘘おっしゃい!!
どこがよ!?真っ赤だったでしょーが!!
湿布を変えてたのはこの為?
そんな怪我なのに出ようとする勇紀の気持ちが分からない。
「よし…いいだろう」
はいっ!?
監督はタイムを出して、選手交代!と言った。

