★MyHomeの秘密★♪




「栞」


あたしはピタッと止まる。



「な、なに?」


いきなり『栞』って凌兄に呼ばれると、ドキッとする。




「勇紀の試合行くんだろ?ついでに乗せてってやる」


目をぱちくりとさせる。


「そ、それはどーも…」


な…なんだか変な感じ……。



「さっさと支度しろ。遅かったら置いてく」


はい!と何故か返事をしてしまい、急いで着替える為に自分の部屋に向かった。



我ながら、なに返事してんだあたし…と思いながらも、ちゃっちゃと支度を済ませていく。



凌兄が着替えた終わった頃に、ちょうどあたしも支度が終わった。



「さっさと乗れ」


さっきから偉そうに言われながらも、あたしはどういう訳か素直に従ってしまう。