忘れないで…


そう願うと、僕の体が光りだした。

優しい、黄色い色に。



でも、その光はすぐに消えてもとに戻った。


何だったんだろう、としばらく自分の手や足を触ったり見たり動かしたりしてた。



そしたら、啓太の声が聞こえた。





「ゆ、悠真…?」




え?と思い、顔を上げると、目を見開いた啓太と目があった。



その瞳は完全に僕を見ているようだった。





「僕のこと…見えるの?」



啓太に話しかけると、こくり。と頷いてくれた。


1年ぶりに帰ってきた返事に感動して、啓太に僕がここにいることにきづいてもらったことで、今まで堪えてきた涙が流れてきた。