世界を変えるために

「ねぇねぇ、永遠ってさ将来の夢とかあるの?」

 色々なことを考えていたら、あっという間に0時になり、ベットに入って寝ようとすると唯が言った。
 
「急にどうした?俺は、5年の時から、教師になってから政治家になりたいって考えてる」

「永遠が〜?何で何で!?」

 俺の言葉が意外過ぎたのか、興味深そうに唯は俺を見て聞いてくる。

「前に、仁淀川のごみ拾いのボランティアに参加したんだ。
 そこに、政治家の人がいて、まだ6月くらいだったっけ?まぁ、そんくらいの寒い中、川の中まで入ってゴミを取ってた。その人の出身は全く違う県なのに、「日本の綺麗な川は皆で守らないとね」って言って弱音も愚痴も一言を言わないで、やってたんだ。
 そいつの姿見てたら、こんな大人もいるんだな〜って思って憧れたんだ。
 俺も、そいつみたいになりたいって…
 だから、馬鹿な俺だけど政治家になりたいって本気で思ってる
 唯は……」

 唯の夢を聞こうとしたら、寝息をたてて眠っていた。
 
「おやすみ。いい夢を…唯」