キスの仕方を、思い出して




『先輩、寄り道しましょう!』


日が暮れた公園に迷い込む。


『なにがあったか話して下さい。ついでに年下がダメな理由も、全部。』


『先輩、俺、先輩のこと好きなんです。俺のものにしたい。でも、先輩がそれを望まないなら、ムリにとは言わないから。』


『だから、せめて、理由だけでも教えて。』


啓人がたたみかけてくる。


これはもう腹をくくるしかないと
奏とのいきさつを説明した。