祐介side

入学式に向かう俺、黒川祐介

女子に囲まれながら門をくぐる
女の子達に笑顔を向けながらクラス表示を見た。

女の子達はキャーキャーいって俺を見る

いつもこんな感じ王子様のように優しく微笑めば女の子はイチコロ

クラスに向かおうと振り返った時
「あ、あ、はい！！！大澤優希です！！！」

大きな声で自己紹介する子がいた

いやー面白くなりそうひとりで微笑んでいると横から幼なじみのさくらに声をかけられた。
「ユースケ！ねー！何組？私と同じかなー！私はＡだよ！？」

そーいやクラスに行くとこだった
「俺Cだわ」

と笑顔で答え背を向けた女なんて遊ぶだけでいいんだよ。

誰でもいい、そう思う、女だって俺のこと顔だけで好きになる、そのうち捨てるんだから、