パパが席に着くと

他の組の皆様がたは立ち上がり

頭を下げた。


ここであたしは登龍一家の偉大さを感じた。


跡取りにイケメンはいるか、と全く関係のない事を考えるあたし。


グルグル見てると、龍大と

バチリッ

目が合ってしまった。


気持ち悪い位目が笑ってない笑顔を向けられた。


隣で騒々しいのか、

ママがあたしの太ももを抓ってきた。


パパが何か喋ってるので

痛い!

とは叫べなかった。