それから30分後。 ピーンポーン── 家にチャイムが鳴り、寒さで頬を赤く染めた昴くんが家に到着した。 「昴くんお帰り!!!」 玄関でとびっきりの笑顔を向け出迎える私。 そんな横には 「お帰り」 私との温度差が激しい来夢の姿。 「2人とも元気にしてたかー??」 昴くんは私と来夢の頭を小さい時よくしてくれたように撫でてくれた。