ピーンポーンピーンポーン………




呼び鈴を鳴らす












「はぁい。ちょっと待ってー。」







中から声が聞こえる









ドクンドクン




自分の胸の音が分かる











ガチャッ








「………なに、あんた。どうしたの。」





驚いたようにこっちを見る




母親












「ちょっと表でろ。」





「は?何言ってんの」









あたしは母親のうでを引っ張ると






外へ連れ出した。