それが伝え方なのです




きゃーっと思わず顔を覆ってしまうわたし。乙女です。でも誰だってそうなるでしょ?!!



「弓、あんた…」


「でもぉ、これてある意味すーっとやきもちなくなる方法だと思わない?」


「、まぁ、否定派しないけど…」



どこか煮え切らない顔のさーやんだけど。


(そ、それだけでやきもちが消えるだと…!!?)


不肖弥生、今世紀最大級の発見をした気がします!!


それにもやもや嫌な気持ちをもって話に臨むよりはいいかもしれない。ふむ、行動で示すっていう手もあるってことだね。



「首じゃなくても素肌ならどこでもいいからねぇ」


「了解しましたゆーみん隊長!」


「やったときの報告もよろしくねぇ」


「あいあいさー!」



ピシっと敬礼するとゆーみんはにまにま笑いながらもうむ、と腕を組んだまま頷いた。よし、このままじゃ埒が明かないし、せっかくゆーみんから教えてもらった秘儀があるから今日会いに行こう。うん。


と1人決意しているそばで。



「(ちょっと、弥生すっごくやる気なんだけど)」


「(え~別によくない?)」


「(よくないでしょうが。絶対わかってないわあの子)」


「(それはどーかん!気づいた時のやっちゃんの反応とそれをされたときの彼氏さんの顔見たかったなぁ~)」


「(…小悪魔ね)」


「(そーお?あれなら紗耶が教えてあげればぁ?)」


「(なんで好き好んでキスマークのつけ方解説しなきゃいけないのよ。それにこれで弥生が一歩進めるならあたしは何も言わないわ)」


「(……紗耶イケメーン)



という会話がされているのには気づかなかった。