「ち、違うの!ただ、その、ねっ?今日来るまでにすれ違ったというか歩いていた人たちが胸はあった方がいいよねみたいなこと話してたから本当にそうなのかなってちょっと気になっただけで別に静くんもそうなのかなとかは全然これっぽっちも考えてないしましてやそれで静くんがわたしのこと嫌いになっちゃったりしないかなとか不安にもなってないからね!!」
一気に言ったせいでぜいぜいと息が切れる。よくノンブレスで言えたものだと自分で感心してしまった。
うーっ、にしても顔が熱い…恥ずかしすぎるよ。こんな小さなことでモヤモヤするなんてわたしって本当にいろいろ小さな女だな……
赤い顔でうつむくわたしに2人は相変わらずキョトンとしている。
「やっちゃん……なんでやっちゃんってそんなにかわいんだろ」
「同感ね。食べちゃいたいぐらいだわ」
真面目な顔してわたしを抱きしめるゆーみんに頭をなでるさーやん。……つくづく自分は子供なんだと知らしめられる。
「わたしなんてゆーみんに比べたらかわいくないし、さーやんに比べたら胸だって…」
むぅ、と思わずむくれてしまう。
「(そういうところがかわいいんだよねぇ)」
「(無自覚で鈍感なところがねぇ)」


