潤side




「もう遅いよっ帰ろ」


「おうっ」



時間はもう7時。

一応俺ら受験生だし、
早く帰らないと…


でも今日はまぢで
楽しかった。


走って待ち合わせ場所に
来た二宮を見て嬉しくなった。



意外に絶叫系が強かったり
でも服は思ったよりも
女らしかった。


こんな風に思ったことは
初めてだった。


「何ボーっとしてんの??もう駅だよ」



「え!?あ、はいはい」


「じゃっ」


「ちょっと待て」


「何…??」


今…告るのってアリ?
いいよな、タイミングなんて。

俺は俺らしくいく。



「俺、お前が好きだ。」



言ってしまった。
二宮は超驚いてた。

だから
ふられるのが怖くなって


「俺みたいないい男フったら後悔しるからな」


なんて言ってしまったんだ。