【完】私の世界はキミの色〜甘酸っぱい恋〜







会場に着く。


うわー!ミスコン出場者だけあってみんな可愛い。


さっきのハルショックに続けてこれを見たら私の自信なんてマイナスだよ。



今までギリ0だったのに!

こんなこと言ってる場合じゃない!



私の番だ。








『エントリーナンバー5番、1ーE山本三月さん、どうぞ』






その紹介と、共に私の試合開始のゴングが鳴る。




〝パチパチパチパチ〟








「今回は、何を発表してくれるんですか?」







司会者の言葉が遠くで聞こえる。









「私は歌うのが好きなので、歌で!」








心臓がバクバクいってる。


置いてきたはずの羞恥心が蘇る。





すると、ある人物の姿が目に入る。




人がいくらいっぱいいても、私はハルのことだけは見つけられる自信あるよ。





ハルは目があうと口パクで








「がんばれ!」








と言った。




私はそれに頷いて







今までで一番の出来で歌いきったーーー