その理由は昨日まで遡る。
『ただいまー。』
返事なんて返ってくるはずない。
でもいつもの癖でしてしまう。
『おかえりー!』
『おかえり!俺の愛しの三月〜!』
えっ!
なんでいるの…?
『もう!そういうこと言わないの!』
『お姉ちゃん、お兄ちゃん…。』
そう、双子のお姉ちゃんとお兄ちゃんがいた。
只今高校三年生。
二人とも頭いいから都会の高校に行っていて
今日もいない…ハズだった。
『可愛い妹の文化祭なんだから、帰って来るでしょ?』
『そうだよ!売上に貢献するし!』
帰ってきてくれたのは嬉しい。
でも、問題は別にある。
もしも、3日目も来るとしたら
ミスコンも見られるということになる。
そんな…!
でもお姉ちゃんは私のこんな様子見逃すはずもなく…
『どうしたの!三月!』

