よしよし!
次は接客だ!
頑張ろう!
「いらっしゃいませ〜♪何名様ですか?」
今私は精一杯ブリっこをしています。
「お席ご案内しまーす♪」
やっとお席です。
「ご注文の際はこのベル鳴らしてくださいね♪」
「あの、オススメはなんですか?」
唐突ですね!
考えてませんでした!
何しろあなた、はじめてのお客さんですし。
はい。
「当店は全てがオススメなんですけど、
私はこれ盛り付けしたので食べて欲しいです♪」
いやいやいやいや。
ぶりっ子も楽じゃないですね…。
オススメとか言っときながら、一番高いの選んでやったよ!
やっぱり女優だな。
「じゃあ、俺これください!」
「はぁい♡他にご注文はありますかぁ?」
「じゃあ、まずこれを」
「はぁい♡ご注文は以上でよろしいでしょうか?」
やっと終わったですよ。
「宮田くーん、これよろしく!」
「はーい。あっ境、これ3番テーブル」
「りょーかい!」
おお!女の子だ!
ぶりっ子しなくて良いよね。
「お待たせいたしました〜!
不思議な時計 〜ストロベリーチーズケーキ〜で、ございます。
ご注文は以上でよろしいでしょうか?」
「あの、」
「はい。」
「パレードの時歌歌ってた人ですよね?」
「はい。」
「もう一回歌ってもらえませんか?」
えっ、ココで?
みんな食べてるのにですか!?
「ちょっと…それは…。」
「でも、歌ってくれれば絶対売れますよね!?
だから時間制でコンサート、みたいな?聞きたいんです!」
お願いポーズをされてお願いされたら断るにも断れない。
「考えておきまーす」
「もし歌ってくれるなら、
また来るので言ってください。」

