そして、華桜が来た。 「おはよ〜華桜!」 「おはよう!」 「華桜、私の特技って何?」 「どうしたの、急に」 「ミスコンで、自由アピールしなきゃいけないの。」 「今まで知らなかったとか言う?」 「ごめんなさい…。」 「まあいいわ。とっておきの知ってるから。」 さっすが華桜! クラス中から人がわらわら集まってくる。 〝ドキドキドキドキ〟 華桜のこの一言で、私の運命は変わる。