おお!








「私って女優になれると思わない?」










あっ!口に出しちゃった。

これじゃ台無しじゃん!









「えっ?今の演技?」



「いや、境に限ってそれはない。」



「マジでお笑いやればいいのに」



「でも、実のところ付き合ってんじゃん?」



「ねー、どうなの?」









きました質問。


ゴメンなさい!嘘つきますよ!











「んー?私達に恋愛感情?そんなのあるわけないジャーン!
私だって好きな人の前ではもっとおしとやか〜な、女の子になるんです〜ぅ!

それこそ女優力で!」




「バカかお前。お笑いもやらねーし、女優は無理だろ?」



「何を言う、ハルくん。私は学芸会で言葉のない役をやり続けてきた女だぞ!」










するとクラスの皆さん大爆笑。



そして、










「「「「バカじゃん、三月!」」」」










って…









「酷〜い!ハル並みに酷い!」




「俺並みってなんだよ!」




「えっ?ハルは酷いよ?」




「何がだよ?」




「ほらその返し方!ハルくぅん、つめたぁい!そんなんじゃあ、彼女に嫌われちゃうぞ☆
そうです、ハルには列記とした綺麗な彼女ちゃんがいるんです!」











ココで華桜を紹介しちゃえば、もうこうやってピンチになることはない!









「誰〜?」




「中村さんじゃな「大正解!」




「三月食い気味w」




「そっか〜!中村さん、可愛いもんね。」




「丘本くんはああ言う子がタイプなんだ〜」










なんとか納得してくれた様子!




ヨカッタヨカッタ!






って言うか、










「ハル!早く決めないと!」





「ああ、そうだ!」











その後の決め事は急ピッチ!



まあ、結局私がミスコンに出場することになりました…。