【完】私の世界はキミの色〜甘酸っぱい恋〜






するとハルがコソッと









「ミツ、雰囲気壊すなよ。ミツがブスだったらこの世界の全員ブスだから。
ってか、それ嫌味に聞こえても仕方ねーぞ。それに…。」









ハルがここで口ごもる。









「それに何?」










きっと華桜が出ちゃうのが嫌だから私に出て欲しいんだろうなぁ。

なんて思いながらハルの返答を待つ。









「…ミツは…」





「何よ。」











「…可愛いよ。」












えっ?っと?




今、なんて仰いました?ハルさん。







すっごく小声だったけど、私にはこう聞こえた。





〝可愛い〟




って。






いや、お世辞だって分かってるよ?





でもさ、そりゃ、






『好きな人』





に言われたら嬉しいよね?








もう、なんで今そんなこと言うの!?


こっちはあんたのこと忘れようとしてる真っ最中なんですけど〜。