今、ハルは華桜のところへ行った。







もう好きじゃないなんてウソだよ。


本当は今も好き。



行かないでって引き止めたかった。








私にはそんな権利ないとしても…。








出会いの日に戻りたい。


ウソでもいいから好きって言って？







「ハル…。」








届かない言葉は空に消えた。



それと同時に涙が溢れた。





でも、私強くなったよハル。

ハルの前では泣かなかった。



ハルのせいで強くなっちゃった。