【完】私の世界はキミの色〜甘酸っぱい恋〜








すると丘本はまたまた一瞬驚いて




そしてまたまた笑い始めた。








悔しいけど笑ってる姿まで様になってるよ。


イケメンって恐ろしい。






そして一通り笑い終わった丘本がこっちを向いて言った。







「境って面白いな」








それは褒めているんだろうか。



それともけなしているんだろうか…?







「褒めてる、褒めてる!」



「けなしているとしか思えない…」






少なくとも私は、誉め言葉として受け取れない。







「ごめんごめん」



「本当はゴメンなんて思ってないでしょ!?」



「思ってるって!」



「思ってない!」



「ゴメン!…まじて許して?誠意こもってるから!」



「許さない!余計にムカつく!」



「じゃあ、どうしたら許してくれる?」