朱色の悪魔


「よし」

「よし。じゃねぇよ。くそチビ助」

っあ゛…頭割れる…!!

弟くんに頭鷲掴みにされてぷるぷるする。いーたーいー!!!!!

「魁、僕が頼んでやったんだよ。怒るなら、朱音ではなくて、僕に怒ってね」

っぱって離される。あー痛かった…。

弟くんは次男さんを睨んでる。次男さんは黙ったまま。

「…人手がないことはわかってる。でも、嫌なだよ。朱音が誰かに触れるの」

「分かってるよ」

「朱音、シャワー浴びてこい」

「えー…んぎゃ!?」

「浴びてこいって言ってんだろ」

また鷲掴みっ!!慌てて逃れて次男さんからバスタオルとかもらって部屋に逃げ込んだ。

その部屋はいわゆるそういう部屋。あの青年に言ったことはあながち間違いではない。

服も着替えちゃお。軽く洗おうとして、やっぱりちゃんと洗う。

さっぱりして、部屋着のスウェットに着替える。なんであるかって、次男さんが持ってきてくれたから。

ポケットあるから便利だね。持ってた少ない荷物をスウェットのポケットに移動させた。