朱色の悪魔


「朱音、一服くらいさせ…」

「っひゃ!?…ゆ、由羅くん…」

「「…」」

あれー。夏なのに寒い。

…鬼だ。鬼が出たぁ!!

「いつもだって。そろそろお灸据えた方がいいんじゃない?」

次男さんの後ろ。長男さん鬼だ。鬼。

長男さんの視線が三男さんのお部屋を睨む。

「留榎、朱音の耳塞いどけ」

「朱音、おいで」

次男さんの前で座ると、耳を塞がれた。

「由羅!!てめぇ、女連れ込むなって言ってんだろうが!!」

意味ない気がする。

しばらくすると、舌打ちしながら長男さんが戻ってきた。

三男さんの無事は不明。