さくらの檻の中で。(仮)



「…」

「…」


昨日のことがあったからか
いつもは
ペラペラしゃべる悠真も静かだ。



「悠真、近くの公園、寄ってこ?」


…そこが、
あたしたちのお別れの場所。



悠真はあたしの意図を
知ってか知らずか
何も言わずについてくる。


…なんかちょっと、気持ち悪い。



公園のベンチに
座ると、同じように悠真も
隣に腰をおろす。



ーーさぁ、はじめよう。