さくらの檻の中で。(仮)



廊下に取り残されたあたし。


予鈴のチャイムが鳴って
みんなそれぞれの教室に戻り始めてる。


イライラする…




自分も教室に戻って
テスト前最後の授業を受けるものの、
全然集中できなかった。








「ーー…と、言うわけで
明日からのテスト頑張れよ!」


「きりーつ、礼!」


「「ありがとうございましたーー」」




「…はぁ」

出るのはため息だけ。



誰とも話したくないあたしは
かばんを持って
誰よりも早く教室を後にした。