さくらの檻の中で。(仮)



「あたしみたいな地味な子は
日陰じゃないと生きていけないんだよ……」



なるべく、陽の当たらないところで
静かに、平凡に。


「…ごめん」



あたしは滉の顔を見ることが出来ないまま
静かな図書館裏から
文化祭で騒がしい中に溶け込もうとした。


騒がしい文化祭の雰囲気とは裏腹に
あたしの心は真っ黒で
この雰囲気からも
自分が浮いているような気がした。




なんで、
こうなっちゃったかな……


思えば
あたしはいつでも
後悔ばかりだ……