もう少し突っ込んだ話が聞きたくて、俺はこっちの事情を話した。
「正美ちゃんがどこまで知ってるかわからんけど、あの施設の女の子を俺の母が気にしててね、知人の縁者かもしれないって。それで、今度、両親が里親になるつもりで手続きを進めてるねん。このタイミングで、俺を個人的に中傷する電話が施設にかかってきてるから、下手したら破談になりそうで困ってる。……まあ、俺が悪く言われるのは自業自得なんやけどね。」
少しだけ盛り気味にそう説明すると、正美嬢が身を乗り出した。
「え!?竹原くんが見初めて囲おうとしてるんやと思ってた!お母さんの親戚かもしれないってこと?」
親戚……ではないけど、曖昧にうなずいた。
すると正美嬢が腕を組んだ。
「うーん。じゃあ、やっぱり竹原くんはロリコンじゃないんや。そりゃそうかぁ。浦川さんとも付き合ってたもんねえ?」
返事しづらいので、笑顔でスルーした。
ロリコンじゃない。
希和子ちゃんは特別だ。
もちろん今すぐ欲情する対象とは見ていないけれど。
「穿った見方してるかもしれんけど……浦川さん、モテるんよ。なのに未だに竹原くんに未練たらたらやから、浦川さんにふられた男子が逆恨みしてるのかも。」
正美嬢はそう言ってから、付け加えた。
「竹原くん、ボランティアに参加してると正規会員じゃないのに人気ありすぎるから妬まれてたんやけど、やめたらやめたでお年寄りも患者さんもめっちゃガッカリしてはるから……やっぱり妬まれてるのかも。それにしても電話はやり過ぎやね。効果あるかわからんけど、釘さしとくわ。」
だいたい想像通りだったけど、最後に正美嬢が請け合ってくれたことに驚いた。
「釘って……よけいなこと言うたら、正美ちゃんの立場が悪くなるやん。いいよ、こうして話を聞かせてくれただけでも参考になったし。助かった。ありがとうな。」
そう言ったけど、正美嬢はキッパリ言った。
「大丈夫。サークル常連で法学部、私だけやん?ビビらせてやるわ。」
「いや、そこまでせんでも……。」
正美嬢、予想以上におもしろい子じゃないか。
改めて目の前の正美嬢をマジマジと見た。
顔は、まあ、普通の範疇かな。
目は細いけど、肌は白くてきれいなもち肌。
スリムでもふくよかでもない、柔らかくて抱き心地のよさそうな……胸もかなり、ある。
男好きのする体型じゃないか。
「正美ちゃんは、コスプレとかするの?」
俺の質問は、よほど唐突だったらしい。
正美嬢は、食べていたパンに噎(む)せた。
「正美ちゃんがどこまで知ってるかわからんけど、あの施設の女の子を俺の母が気にしててね、知人の縁者かもしれないって。それで、今度、両親が里親になるつもりで手続きを進めてるねん。このタイミングで、俺を個人的に中傷する電話が施設にかかってきてるから、下手したら破談になりそうで困ってる。……まあ、俺が悪く言われるのは自業自得なんやけどね。」
少しだけ盛り気味にそう説明すると、正美嬢が身を乗り出した。
「え!?竹原くんが見初めて囲おうとしてるんやと思ってた!お母さんの親戚かもしれないってこと?」
親戚……ではないけど、曖昧にうなずいた。
すると正美嬢が腕を組んだ。
「うーん。じゃあ、やっぱり竹原くんはロリコンじゃないんや。そりゃそうかぁ。浦川さんとも付き合ってたもんねえ?」
返事しづらいので、笑顔でスルーした。
ロリコンじゃない。
希和子ちゃんは特別だ。
もちろん今すぐ欲情する対象とは見ていないけれど。
「穿った見方してるかもしれんけど……浦川さん、モテるんよ。なのに未だに竹原くんに未練たらたらやから、浦川さんにふられた男子が逆恨みしてるのかも。」
正美嬢はそう言ってから、付け加えた。
「竹原くん、ボランティアに参加してると正規会員じゃないのに人気ありすぎるから妬まれてたんやけど、やめたらやめたでお年寄りも患者さんもめっちゃガッカリしてはるから……やっぱり妬まれてるのかも。それにしても電話はやり過ぎやね。効果あるかわからんけど、釘さしとくわ。」
だいたい想像通りだったけど、最後に正美嬢が請け合ってくれたことに驚いた。
「釘って……よけいなこと言うたら、正美ちゃんの立場が悪くなるやん。いいよ、こうして話を聞かせてくれただけでも参考になったし。助かった。ありがとうな。」
そう言ったけど、正美嬢はキッパリ言った。
「大丈夫。サークル常連で法学部、私だけやん?ビビらせてやるわ。」
「いや、そこまでせんでも……。」
正美嬢、予想以上におもしろい子じゃないか。
改めて目の前の正美嬢をマジマジと見た。
顔は、まあ、普通の範疇かな。
目は細いけど、肌は白くてきれいなもち肌。
スリムでもふくよかでもない、柔らかくて抱き心地のよさそうな……胸もかなり、ある。
男好きのする体型じゃないか。
「正美ちゃんは、コスプレとかするの?」
俺の質問は、よほど唐突だったらしい。
正美嬢は、食べていたパンに噎(む)せた。



