中学も、小学校と同じように楽しく過ごした。

友達もできたし、父のケーキ作りも続いていたので、たまに友達を家に招いたりもしていた。

何も変わることのない、幸せな日常。


しかしそんなある日、父が改まって、


「話があるんだ」


と言いだした。