嘘休み

「誰かにバレたらどうしよう」
と一瞬思ったが
「まだ1時だ、大丈夫」
という結論に至り、そのまま足を進めた。
行く宛もなくふらふらと歩く。

そして、ふと目に入ったコンビニエンスストアに入った。
こうして見渡すと色々な物が置いてあるなー。

私は自分の所持金をし、漫画を1冊買った。

「さあ、家に帰ろう」
そう呟いてコンビニを去ろうとした時。

「あれ、岡本?」
と私の名字を呼ぶクラスメイトの声がした。