「もう!本当に!かっこいい!!なんで!!」

「まーた、篠澤さんの話?もう1ヶ月は言ってるよね。」

高卒である同期の女の子、瑞穂が言う

「大好きやな〜。でも既婚者やろ?」

大卒である同期の男、白河が呆れた顔をしながらこちらを見ている。


「いいの!話聞く限り奥さんラブな篠澤さんもかっこいい!超天使!エンジェル!
明日うちらの歓迎会だよね?話せるかな?」


ここは会社の食堂
今は昼休憩で同期の2人と昼ご飯を食べている


「話せる、話せる。篠澤さん絶対話しかけてくれるよ。
写真は瑞穂に任せなさい!バッチリツーショット撮ってあげるから」


篠澤さんこと篠澤充さんは私たちの上司であり、私の憧れの存在