でも急にうつむいた
「深太君?どうしたの??」
「・・・先輩、知りたいっすか?ちゃんとした理由。」
力強い、でもなんだか寂しそうな目で私を見つめている。

キ―ンコーンカーンコーン

「あっ・・・チャイム・・・」
「先輩!話の続きはまた明日の昼休みにしましょう!あっ一緒にご飯食べてくださいね!」
ぱっともとの笑顔に戻った。

ちゃんとした理由ってなんだろう。