深太君は席に座って友達数人と話してた。
なんか恥ずかしくて様子をうかがってたら、
深太君の大きな目が私を見た。
「あっ。虹田先輩だ!!!」
深太君は席を立ち、私の方に歩いてきた。

「先輩!返事くれるんすか!???」
「ううん。ちがうよ。聞きたいことがあってきたの」
ってゆーか聞きたいこと多すぎだけど。
「どうゆうことかちゃんと説明してもらえないかな」
「あのですね、虹田先輩に僕の彼女のふりをしてほしいんすけど。」
やっぱりどういう意味か分からない。