BEAST POLICE年末特別警戒スペシャル

慌てて身を低くした。

はての浜は日陰が全くないので、遠くからでも見渡せる。

…数人のスタッフ達のそばに、見慣れない男が立っていた。

近くにスタッフの1人が倒れている。

怪我をしているのだろうか、腕を押さえて呻いているようだった。

見慣れない男は言う。

「まさかこんな島に人が来るとはね…そういえばオーハ島は観光地だったか…」

彼は全身に爆弾らしきものを身に付けていた。

手製の手榴弾やパイプ爆弾だ。

それを凶器に彼…瀬尾 寛治はスタッフ達を人質に取っていた。

「撮影スタッフか?その割には被写体がいないな…」

瀬尾はグルリと周囲を見渡す。

「どこかにまだいるのか?」