誰か、助けて。





「お疲れ様!」






お母さんが話しかけた。




「本当だよー、めっちゃ疲れた!」





私がだるそうにいうと、呆れたような顔をされた。




「あっ!ねぇ、今日の晩ご飯何?」





「今日はうどんだよ!」






「やったぁ!」



「そんなにお腹空いたのか…」






私が喜んでいると、お兄ちゃんが呆れたように言った。



「空いたよ!めっちゃ疲れたもん!」





「勉強でお腹空くの?」



「空くよ!」





そんなことを話しているうちに、家に着いた。