日和ちゃんはペコっと
頭を下げた。
その後は何も喋らない空間が
俺らは2人を包む。
「せ、先輩戻らなくていいんですか?」
「どうせ俺がいなくても勝てる試合だし。」
「そー…なんですか。」
会話がここで終了。
俺の答え方が悪かったか。
俺が珍しい。
こんなに会話が続かなくて
困ってるの。
誰であっても会話が途中で終わっても
困ることが今まで無かった俺なのに。
どうしたんだろう本当に。
そんなことをおもいながら
日和ちゃんの方を見ると
下を向いたままなんで俺に話しかければいいか悩んでいる反面、
困っている姿が見える。
「なんか…あった?」
「え?」
「あの日こなかったし。
それから俺ずっと避けられてるし。」
つい、聞いてしまった。
聞く内容を間違えたと思った。
こんな話聞いてもっと日和ちゃんが困るだけだ。
だけど、
もうここまで聞いたんだ。
聞いたほうが俺的にも気持ちは楽になる。
「俺なんか悪いことした?」
「そんなんじゃ…!」
「じゃぁ、何?」
俺は座り込み日和ちゃんを見る。
「なんでもないですよ!
あまりにも勉強のこと聞きすぎて迷惑かなっておもって…。」
…。
なにかを隠すように
言葉が出る。
これが理由でないことくらい
俺にもわかる。
「…他にもあるんじゃねぇの?
さっき、泣きそうな顔してた。」
「して、ないです。」
「嘘。」
「してないです。」
「嘘。」
「ー…っ。」
やばっ。
強く聞きすぎたかも…。
俯いて俺の中で反省して、
ごめん。といいかけてたその時。
ーポタッ。
俺の腕に水滴のようなものが落ちた。
ハッと日和ちゃんの顔を見上げる。
泣いてる…?
「なんで泣いてんだよ…。」
泣いてた。
顔を隠しながら静かに泣いてた。
頬から落ちてくる涙。
それが俺に落ちてくる。
あぁ。もう。
「ごめんな…さ」
ギュっ。
「永遠先輩…?」
小さな細い
今にでも壊れそうな日和ちゃんの体を
俺は抱きしめてた。
なんでこんなことしてんだろ。
そう問いかけずとも
もう理由は明らかだった。
「ごめん。
もう少し、このままでいさせて」
俺が抱きしめてるのは陽奈ちゃんじゃない。
分かってる。
玄也の彼女だって。
それも分かってる。
だけど、悲しそうに泣く日和ちゃんのことを
俺はもっと強く抱きしめた。
気づかない方がよかったのかもしれない。
それの方がこんなこともしなかった。
けど、もう遅い。
俺は日和ちゃんのことが
好きだ。
頭を下げた。
その後は何も喋らない空間が
俺らは2人を包む。
「せ、先輩戻らなくていいんですか?」
「どうせ俺がいなくても勝てる試合だし。」
「そー…なんですか。」
会話がここで終了。
俺の答え方が悪かったか。
俺が珍しい。
こんなに会話が続かなくて
困ってるの。
誰であっても会話が途中で終わっても
困ることが今まで無かった俺なのに。
どうしたんだろう本当に。
そんなことをおもいながら
日和ちゃんの方を見ると
下を向いたままなんで俺に話しかければいいか悩んでいる反面、
困っている姿が見える。
「なんか…あった?」
「え?」
「あの日こなかったし。
それから俺ずっと避けられてるし。」
つい、聞いてしまった。
聞く内容を間違えたと思った。
こんな話聞いてもっと日和ちゃんが困るだけだ。
だけど、
もうここまで聞いたんだ。
聞いたほうが俺的にも気持ちは楽になる。
「俺なんか悪いことした?」
「そんなんじゃ…!」
「じゃぁ、何?」
俺は座り込み日和ちゃんを見る。
「なんでもないですよ!
あまりにも勉強のこと聞きすぎて迷惑かなっておもって…。」
…。
なにかを隠すように
言葉が出る。
これが理由でないことくらい
俺にもわかる。
「…他にもあるんじゃねぇの?
さっき、泣きそうな顔してた。」
「して、ないです。」
「嘘。」
「してないです。」
「嘘。」
「ー…っ。」
やばっ。
強く聞きすぎたかも…。
俯いて俺の中で反省して、
ごめん。といいかけてたその時。
ーポタッ。
俺の腕に水滴のようなものが落ちた。
ハッと日和ちゃんの顔を見上げる。
泣いてる…?
「なんで泣いてんだよ…。」
泣いてた。
顔を隠しながら静かに泣いてた。
頬から落ちてくる涙。
それが俺に落ちてくる。
あぁ。もう。
「ごめんな…さ」
ギュっ。
「永遠先輩…?」
小さな細い
今にでも壊れそうな日和ちゃんの体を
俺は抱きしめてた。
なんでこんなことしてんだろ。
そう問いかけずとも
もう理由は明らかだった。
「ごめん。
もう少し、このままでいさせて」
俺が抱きしめてるのは陽奈ちゃんじゃない。
分かってる。
玄也の彼女だって。
それも分かってる。
だけど、悲しそうに泣く日和ちゃんのことを
俺はもっと強く抱きしめた。
気づかない方がよかったのかもしれない。
それの方がこんなこともしなかった。
けど、もう遅い。
俺は日和ちゃんのことが
好きだ。
