肩は青く腫れていて、
どうも内出血が酷いようだった。
先輩は優しく肩を撫で、
シップを貼ってくれた。
ひやっとして冷たい。
「あんまりにもひどく痛むようだったら
病院行けよ。」
「あ、はい…」
いつもになく優しい
永遠先輩のかけてくれた言葉。
なんだか不思議で、
本当にこの先輩が言ってくれてる言葉なのかなって疑ってしまう。
その反面に、
気まずさが残ってて。
なんて話しかけていいのか分からなくて
戸惑う自分がいる。
沈黙の2人の時間。
刻々と時計の針は動く。
「せ、先輩戻らなくていいんですか?」
「どうせ俺がいなくても勝てる試合だし。」
「そー…なんですか。」
せっかく出た会話なのに
話が続けられない。
二週間前だったら
普通にこんな空間だって
我慢できでたのになんでか今は
私には耐えられない空間だった。
「なんか…あった?」
「え?」
急に先輩の方から出てきた言葉。
「あの日来なかったし。
それから俺ずっと避けられてるし。」
気づかれてない。そんな事は
思ってはなかったけれど
やっぱり気づいていたんだよね…。
私はどう説明すればいいのか悩んで
うつむいた。
「俺なんか悪いことした?」
「そんなんじゃ…!」
「じゃぁ、何?」
私の正面に座り込み、
私の顔を覗き込む永遠先輩。
こんなに近距離な先輩は初めてで、
戸惑ってしまう自分がいる。
「なんでもないですよ!
あまりにも勉強のこと聞きすぎて迷惑かなっておもって…。」
「…他にもあるんじゃねぇの?
さっき、泣きそうな顔してた。」
気づかれてた。
「して、ないです。」
「嘘。」
「してないです。」
「嘘。」
「ー…っ。」
私は堪えていた涙が1つ
頬を伝って落ちたのに気づいた。
その落ちた涙は
永遠先輩の腕に落ちた。
「なんで泣いてんだよ…。」
永遠先輩は焦るわけでもなく、
泣いている私にそう聞く。
「ごめんな…さ」
私が謝ろうとした途端、
大きな男の人の暖かい腕が私を包むだ。
それは紛れもなく、
永遠先輩の腕で…。
私は何が起こってるのか分からなくて
身動きが取れなかった。
「ごめん。」
耳元で小さく聞こえた
永遠先輩の声。
なんで、先輩がごめん?
私には訳がわからなかった。
「永遠先輩…?」
「ごめん。
もう少し、このままでいさせて。」
強く抱きしめられてる
永遠先輩の腕の中。
ふと玄也の事を思い出してる
私がいた。
今、私を抱きしてる相手は
玄也じゃない。
分かってる。
分かってるはずなのに。
私は涙ながらに居心地のいい
永遠先輩の胸の中から
なぜか逃げようとはしなかった。
どうも内出血が酷いようだった。
先輩は優しく肩を撫で、
シップを貼ってくれた。
ひやっとして冷たい。
「あんまりにもひどく痛むようだったら
病院行けよ。」
「あ、はい…」
いつもになく優しい
永遠先輩のかけてくれた言葉。
なんだか不思議で、
本当にこの先輩が言ってくれてる言葉なのかなって疑ってしまう。
その反面に、
気まずさが残ってて。
なんて話しかけていいのか分からなくて
戸惑う自分がいる。
沈黙の2人の時間。
刻々と時計の針は動く。
「せ、先輩戻らなくていいんですか?」
「どうせ俺がいなくても勝てる試合だし。」
「そー…なんですか。」
せっかく出た会話なのに
話が続けられない。
二週間前だったら
普通にこんな空間だって
我慢できでたのになんでか今は
私には耐えられない空間だった。
「なんか…あった?」
「え?」
急に先輩の方から出てきた言葉。
「あの日来なかったし。
それから俺ずっと避けられてるし。」
気づかれてない。そんな事は
思ってはなかったけれど
やっぱり気づいていたんだよね…。
私はどう説明すればいいのか悩んで
うつむいた。
「俺なんか悪いことした?」
「そんなんじゃ…!」
「じゃぁ、何?」
私の正面に座り込み、
私の顔を覗き込む永遠先輩。
こんなに近距離な先輩は初めてで、
戸惑ってしまう自分がいる。
「なんでもないですよ!
あまりにも勉強のこと聞きすぎて迷惑かなっておもって…。」
「…他にもあるんじゃねぇの?
さっき、泣きそうな顔してた。」
気づかれてた。
「して、ないです。」
「嘘。」
「してないです。」
「嘘。」
「ー…っ。」
私は堪えていた涙が1つ
頬を伝って落ちたのに気づいた。
その落ちた涙は
永遠先輩の腕に落ちた。
「なんで泣いてんだよ…。」
永遠先輩は焦るわけでもなく、
泣いている私にそう聞く。
「ごめんな…さ」
私が謝ろうとした途端、
大きな男の人の暖かい腕が私を包むだ。
それは紛れもなく、
永遠先輩の腕で…。
私は何が起こってるのか分からなくて
身動きが取れなかった。
「ごめん。」
耳元で小さく聞こえた
永遠先輩の声。
なんで、先輩がごめん?
私には訳がわからなかった。
「永遠先輩…?」
「ごめん。
もう少し、このままでいさせて。」
強く抱きしめられてる
永遠先輩の腕の中。
ふと玄也の事を思い出してる
私がいた。
今、私を抱きしてる相手は
玄也じゃない。
分かってる。
分かってるはずなのに。
私は涙ながらに居心地のいい
永遠先輩の胸の中から
なぜか逃げようとはしなかった。
