「じゃぁ、どれ教えればいい?」
永遠先輩は筆記用具を用意し
私をみる。
私も早速と先輩の前の席に座り
先輩の方を見て持ってきた教科書を開いた。
「どれっていうか…
全部全体的にわかんないんですけど。」
「…。」
ご、ごめんなさい。
今は永遠先輩の顔が強くて見れないです。
「はぁ、
ならとりあえず数学しようか。」
私から教科書を取り
ペラペラと開いていく。
「てか、永遠先輩勉強できるんですか?」
「俺、一応ここの学校で学業特待だけど。」
え!?
自慢気ににやりと笑い、
そして私の方を見る。
見た目からじゃ私と同じくらいの
頭のレベルにしか見えないんだけどなぁ。
やっぱりこの人は
見た目じゃわからないんだ。
「どこらへんが出るの?」
「えーっと…ここら辺です!」
私が指差す教科書のページを
まじまじと見る。
なんか、やっぱりメガネ新鮮だなぁ。
うつむいてる先輩を見て私は思った。
顔小さいなぁ。
肌なんで真っ白だし。
あ、まつ毛も長い。
間近で見ると今まで見ていなかった
永遠先輩の色んなところを見てしまう。
ふいに私は先輩がつけている
ピアスに目がいった。
左耳に1つだけついたピアス。
(あ、これって…)
雑誌に載っていた
ブランドのペアピアス。
それの片方の物と同じくらいだった。
これ人気なんだよね。
恋人とペアにして使うと
ずっと別れずに入れるってそんなこと書いてあったっけな…。
やっぱりさっきの人は
彼女さんだったんだろうな。
