自分の教室へ行き
勉強道具を持って永遠先輩の教室へと向かう。
永遠先輩は先に自分の席に座り
外の方を見ながら
私の事を待っててくれた。
RRR…
教室へ入ろうとした瞬間に
ケータイが鳴った。
私のケータイではなく永遠先輩のケータイだったようだ。
私はなぜか入ろうとした足を
引っ込めて教室のドアの後ろに隠れてしまった。
「もしもし?…うん学校。」
永遠先輩の電話での声。
少しの低めの声で優しく
話していた。
誰だろ?
「うん…うん…あ、ごめん。
今日は後輩に勉強教えるから無理かも。 」
ドキッ。
後輩と言われなぜか
ドキッとしてしまった。
「うん。女だけど、その子彼氏いるから。
俺も陽奈ちゃんいるから大丈夫でしょ?」
陽奈ちゃん。
先輩の彼女さんだろうか?
「うん…うん…。
明日は大丈夫。
うん、分かった。」
じゃぁね。
低い声でそういい、電話を切る先輩。
電話の相手は彼女さんだったのだろうか。
そういえば永遠先輩の彼女の話なんて
咲良に聞いただけで
直接永遠先輩から聞いたことなかった。
私は何分かたってやっと先輩のいる教室に入った。
「遅い。」
私が教室に入るとやっと
私のことに気づいたのかそんなことを言ってきた。
「どの教科教えてもらおうか迷って…」
そんなの嘘だけど。
でも先輩の電話の話聞いてたなんて
言えなくてこんな風にしか
言えなかった。
